ヴァイキング時代を舞台に、美麗なピクセルアートで描かれる本作『Sons of Valhalla』は「戦闘要素」と「戦略的な拠点構築要素」が融合した新感覚の横スクロールアクションゲームだ。プレイヤーの分身となる戦士「ソラルド・オラフソン」は、「ジャール」の行方を追うことに執念を燃やしている。「ジャール」は家を焼き尽くした上に、自身の愛する者を連れ去り、遙か彼方にあるイングランドにまで逃げ去ったのだ。

だが、そんな未知の地において、単身でその目的を果たすことはできない。それには、探索や襲撃の拠点となる「兵団」と「砦」が必要となってくる。強固な砦を築き、資源を生成しよう。自ら戦士を率いて戦場へと繰り出し、敵の陣地に対して包囲戦を仕掛けるのだ。



探索を進める上で、拠点の構築は必要不可欠となる。経済活動を活発化させ、自分の町を発展させよう。近隣の村に襲撃を仕掛け、必要な物資を調達することも忘れてはならない。強大な軍勢に挑むためには、着実に力を蓄えておく必要がある。拠点の外に出て他の村々を占領し、資源を集めつつ、仲間となる戦士を集めていくのだ。

・本作には、様々な建築物が登場する。「資源の生産」や「戦士の訓練」及び「能力向上効果」のある建築物を造って、アップグレードしよう。そうすることであなたの村には、強力な軍隊と攻城兵器を備えた堅固な拠点へと発展していく。

・村の防備を固めよ。敵も指をくわえて待っているわけではない。占領した村の付近に敵がいた場合、そこは戦場となる可能性が高い。村の防御を固めなければ、容易に奪還されてしまうだろう。

・近隣の村を襲撃せよ。占領や支配の準備が整っていなくても、運べる限りの物資を奪い、敵軍の戦力を削ぐのだ。そして、弱体化した敵軍を吸収するため、時間をかけて十分に力を付けるのだ。





砦が拠点として機能し、戦士が戦支度を整えたら、いよいよ征服のときがやってくる。「特殊能力」や「陣形」を駆使し、部下を率いて戦略的な戦いを展開せよ。だが、忘れるな。配下の戦士とともに剣を手に取り、前線で指揮を執らなければ、真の戦士とは言えない。

・剣士や弓兵から、より性能の良い武器や鎧を装備した戦士まで、様々な戦士を雇って部隊を編成せよ。状況に応じた部隊の運用が、自軍の命運を分ける。

・あらゆる状況を想定した命令を下せ。自分の後に続くよう部下へ命じたり、敵に向かって突撃させたりすることもできれば、不利な戦況で撤退指示を出したり、盾を構えて敵を迎え撃つなど、本物のヴァイキングらしい戦い方もできる。

・敵が築いた盾の壁を突き破れ。自ら剣を振るって敵を切り伏せるも、弓や槍の名手となって遠距離から敵を殲滅するも、すべてはあなた次第だ。部下とともに戦場に立って退路を確保し、襲撃の指揮を執れ。激戦の後、仲間が体力を回復している間も、あなたは一人で行動することができる。荒れ果てた戦地へと飛び出して、財宝を探したり、敵軍を急襲したりすることも可能だ。





「攻城兵器」は、敵軍が築いた堅牢な砦を陥落させるだけでなく、自軍の砦を守るためにも必要不可欠だ。「投石機」や「破城槌」があれば、門や壁を粉砕することができる。敵軍の投石機を破壊し、自軍に降りかかる岩石を打ち落とせ。





本作『Sons of Valhalla』は「ピクセルアート」と「ヴァイキング」に対して、熱い思いを抱く「二人の兄弟」によって作られたゲームだ。イングランド征服と激しい剣戟の合間に、建築物のデザインや水面に浮かぶアヒル、昼から夜、晴天から暴風雨へと移り変わる作品を彩る細かな演出に目を向けるのも、また一興だろう。

最低:
OS: Windows® 10 (64-bit)
プロセッサー: Intel® Core™ i5-4670 (quad-core) / AMD® Ryzen™ 3 2200G (quad-core)
メモリー: 4 GB RAM
グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 550 Ti (1 GB) / AMD® Radeon™ HD 6850 (1 GB)
DirectX: Version 11
ストレージ: 3 GB の空き容量

推奨:
OS: Windows® 10 (64-bit)
プロセッサー: Intel® Core™ i5-4670 (quad-core) / AMD® Ryzen™ 3 3200G (quad-core)
メモリー: 4 GB RAM
グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 650 (1 GB) / AMD® Radeon™ HD 6970 (2 GB)
DirectX: Version 12
ストレージ: 3 GB の空き容量